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顎関節症の定義

顎関節症とは


「顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節(雑)音、開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする慢性疾患群の総括的診断名であり、その病態には咀嚼筋障害、関節包・靱帯障害、関節円盤障害、変形性関節症などが含まれている」(日本顎関節学会「顎関節症の定義」)

顎の関節(顎関節)周辺に何らかの異常がある「顎が痛い」「顎が鳴る」「口が開けづらい」などが主な症状である慢性的な疾患で、原因はいくつかあり状態も異なるがまとめて顎関節症といいます。

顎関節症の定義

顎関節症の症状

■顎の周辺に筋肉痛があり、朝起きたときに口が開けにくい。

■顎の関節そのものが痛んだり、不快感がある。

■口をあけるときに音がしたり、関節のあたりから耳まで痛みがあったりする。

■顎の関節がひどく痛んだり、顎を動かすとギリギリと音がしたりする。

※上記のいずれにも当てはまらない、心因性のケースもあります。


顎関節症の原因

顎関節症が増えている原因として、現代人は、食生活の変化で「やわらかい物ばかり食べるようになった」、「あまり噛まなくなった」と、言われますが、果たしてそれだけなのでしょうか。
顎関節の構造や仕組みは複雑です。顎関節症の原因はいろいろとあり、上記のような原因だけでは言い切れない問題があるように思います。

そのひとつが噛み合わせの問題です。
顎関節症は、顎関節に不自然な力がかかることから始まります。
たとえば、歯並びが悪かったり、上の歯が少し外を向いていて、下の歯ときちんと噛み合わなかったりすると、顎の骨の動きに負担がかかります。
噛み合わせ時に働く力はその人の体重と同じくらい、相当なものです。

歯を抜いたままにしている個所があったり、歯槽膿漏のためにグラグラする歯があったり、あるいは治療した歯や入れ歯がよく合っていない場合などにも、同様に顎関節症に過剰な負担がかかります。歯ぎしりや、歯を食いしばったりしたときには、大きな力をかけることになります。

顎関節症には、いろいろな原因がありますが、歯並びの悪さや歯周病などからくる噛み合わせの不適合が大きな影響を及ぼしているのです。

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